アプセット鍛造の特長

アプセット鍛造の特長
丸棒からの削り出しに比べて材料費が軽減できる。①丸棒からの削り出しに比べて材料費が軽減できる。

加工時間の短縮が図れる。②加工時間の短縮が図れる。

鍛流線(メタルフロー)が連続しているため、鋳造や溶接、切削加工に比べて強度がすぐれている。③鍛流線(メタルフロー)が連続しているため、鋳造や溶接、切削加工に比べて強度がすぐれている。

なんといってもコストダウン!

丸棒から削り出した場合、半分以上が「切り粉」になっていませんか?

製造コストでの優位性

金属を加工するには、材料を切削して作る方法と、金属を変形(成形)して作る方法があります。
金属を成形するには、材料を一度溶かしてしまう鋳造と加熱して叩く鍛造があります。

切削は要求形状の最大寸法の素材が必要で、削って必要な形状にするので屑(無駄)がでます。
鋳造は一度材料を溶かすので、成形自由度は大きいですが、強さは鍛造が勝ります。

材料を押しつぶしてしまう型打ち鍛造に比べアプセット鍛造(据え込み鍛造)は余肉やバリをほとんど出しません。
素材の体積を有効に使って希望の形状に成形できます。

また成形部分だけを加熱すればいいので、よけいなエネルギーも必要としません。
省資源、省エネルギーの製法なのです。

メリット有無の判断基準

工法

  1. アプセッターによる素材、先端部分または中間部の据込み鍛造
    素材の先端部を加熱し、最大4工程で所定の形状に据え込みます。
  2. アプセッター+鍛造プレスによる素材先端部の複合鍛造
    据え込み鍛造で粗地を成型し、鍛造プレスにて最終成型をします。先端が複雑な形状で、なおかつ長尺のものも可能です。

素材の種類:鋼(炭素鋼、合金鋼)、ステンレス、真鍮、銅、チタン、マグネシウム
素材の大きさ:4mm~80mmの棒鋼
素材の形状:丸棒、四角、六角等の角棒、中空(パイプ)も可能
素材の長さ:最大3mくらいまで